腸腰筋(腰から脚の骨につながる筋肉)のセルフストレッチの方法です。
手順
右側の腸腰筋をストレッチする場合の方法です。
- 背中を真っ直ぐにして、筋肉の伸ばす側の膝を(下図:右膝)を床につけ、反対側の股関節と膝を90度に曲げ、片足立ちになります。
この時、筋肉を伸ばす側の膝は、股関節の真下にくるように膝立ちしてください。 - 次に、膝立ちした側の膝は(下図:右足)を外側に開き、股関節を内側にねじります。
- 手(図:右手)をお尻にあてがい、お尻(下図:右のお尻)に力をいれた状態で、骨盤をおへその方へ傾け持ち上げます。ストレッチの間、必ず、骨盤をお臍の方に傾け持ち上げた状態を保持して下さい。
- 骨盤をおへその方向に傾けた状態を保持したままで、股関節と太ももの前(下図:右股関節の前)で筋肉が伸ばされるのを感じるまで、骨盤ごと体を少し前の方に移動させます。ストレッチ間、体を前に倒したり、背骨を後ろに反ったりせずに、体を真っ直ぐにしておいて下さい。
- 股間節の前(上図:右股関節の前)がストレッチされている状態を30秒間保持し、それを2~3回繰り返し行います。左右のバランスのため反対側も同じ様にストレッチして下さい。