胸の筋肉である、大胸筋と小胸筋のセルフストレッチの方法です。

胸筋群

伸ばす部分は、上図の部分です。

手順

左側の大胸筋と小胸筋を伸ばす場合の方法を説明します。

  1. 壁に向かって立ち、伸ばす側の肘を少し曲げ、手から肩まで腕全体を壁につけます。両手の位置は、肩と同じ高さにして壁につけておきます。
  2. 大胸筋・小胸筋のストレッチ1

  3. 伸ばす側の腕を壁につけた状態を保持し、肩甲骨を後ろに引き下げ、胸がストレッチされるのを感じるまで体を外側に回し開いていきます。
  4. 大胸筋・小胸筋のストレッチ2

  5. 反対側の手(図:右手)で壁を押しながら、体を壁の方に押し倒していくことで、胸の筋肉がよりストレッチされます。
  6. ストレッチをしている間、背骨を前にまげたり、後ろに反ったりしないように、背骨を真っ直ぐにしておいてください。
  7. 胸の前がストレッチされている状態を10~15秒間保持し、それを3~5回繰り返し行います。
  8. 伸ばす側の腕全体を壁につけた状態で、壁に対して体を外側に90度開くことが胸の筋肉の正常な長さです。これがステレッチのゴールになります。
  9. 左右のバランスのため反対側も同じようにストレッチしてください。