ヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)のセルフストレッチの方法です。

ヒラメ筋は腓腹筋よりも深層にある筋肉です。腓腹筋は膝関節と足関節の動きに関係しますが、ヒラメ筋は足関節の動きにしか関係しません。
腓腹筋についてはこちら ⇒

ヒラメ筋の解剖図

手順

右側のヒラメ筋をストレッチする場合の方法です。

  1. 壁または机に向かって立ち、両腕で体を支えます。
  2. 一方の脚(下図:左脚)を前に移動させ膝を曲げ、体を真っ直ぐにして保持します。
    ストレッチする側の脚(下図:右脚)を後ろに下げ、足の踵(下図:右踵)を床にしっかりと着けます。この時、ストレッチする側の足のつま先(下図:右つま先)が、外側を向いたり、内側をむいたりすることなく、真っ直ぐに正面に向けてください。
  3. ヒラメ筋のストレッチ1

  4. 体を真っ直ぐにし、踵が床からはなされないように、ストレッチする側の膝(下図:右膝)を徐々に約45°の深さまで曲げていき、ふくらはぎの筋肉を伸ばして行きます。
  5. ヒラメ筋のストレッチ2

  6. ふくらはぎがストレッチされている状態を、30秒間保持して下さい。ふくらはぎの筋肉が伸びたら、一回毎に、ストレッチする側の膝を曲げ、さらに筋肉を伸ばして行きます。それを2~3回繰り返し行います。
  7. 左右のバランスのため反対側も同じ様にストレッチして下さい。