腰を前に曲げると痛む方に、オススメの梨状筋のストレッチ方法を今回は説明します。

梨状筋の解剖図

腰を後ろに反らすと痛い方は、梨状筋のセルフストレッチ④を参考にしてください。

手順

左の梨状筋をストレッチする場合の方法です。
(腰を曲げると痛い方に適した方法です。)

  1. 四つん這いの姿勢になり、筋肉を伸ばす側の足(下図:左足)を反対側の膝の前に持っていきます。膝の前に持っていった足は、足の裏全体が天井を向くようにしてください。また、筋肉を伸ばす側の膝は、体より外側に出してください。
  2. ストレッチの間、常に、骨盤は水平に保持しておきます(とても重要なことです)。膝を曲げた側のお尻の筋肉が伸ばされるのを感じるまで、右脚を真っ直ぐに下の方向に伸ばしていきます。
    下に伸ばしていく脚が外側に開いていかないように注意して下さい。最後に、両肘を床に着け、筋肉を伸ばす側のお尻(下図:左側のお尻)に体重をのせます。
  3. 梨状筋のストレッチ方法3

  4. お尻の部分(上図:左のお尻)がストレッチされている状態を30秒間保持し、それを2回繰り返しおこないます。
  5. 左右のバランスのため、反対側も同様にストレッチをしてください。