梨状筋のセルフストレッチの方法です。
今回は股関節の屈曲が90°以下で行う方法です。比較的、高齢者など可動域が狭い人でも行いやすい方法です。

梨状筋の解剖図

まず、梨状筋とは 仙骨(骨盤の骨)と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ筋肉で、主に股関節を外側に捻る場合に働きます。
腰痛や様々な体の不調に関連の深い、重要な筋肉です。

手順

右の梨状筋をストレッチする場合の方法です。
股関節の屈曲が90°以下で行う方法です。

  1. 仰向けの姿勢になり、筋肉を伸ばす側(下図:右側)の股関節と膝を曲げ、反対側の膝(下図:左膝)の外側に、足を置きます。
  2. 一方の手(下図:右手)で骨盤を押え、骨盤が床から浮き上がらないように固定します。他方の手(下図:左手)は、ストレッチする側の太ももの膝の上辺りを保持し、お尻(下図:右お尻)の辺りで筋肉が伸ばされるのを感じるところまで、ストレッチする側の脚を内側に引き寄せます(股関節の内転、内施)。この時、骨盤が床から浮き上がらないように注意して下さい。手が届かなくて、ストレッチする側の膝の上が保持できない場合は、膝の少し上の太もも部分にタオルを巻きつけ、タオルを持って脚を引き寄せます。
  3. 梨状筋のストレッチ1

  4. 力を入れ、膝を外側に、5~7秒間、押し出します。この時、膝上の手で、ストレッチする側の脚が外側に引っ張られないように、外に押し出す力に抵抗し脚が動かないよう保持します。膝を押し出した後、力を抜いてリラックスし、再び、太ももを引き寄せます。力を入れてはリラックスのサイクルを5~7回、繰り返し行います。
  5. 左右のバランスのため反対側も同じ様にストレッをチして下さい。

股関節の屈曲が90°以上で行う、梨状筋のストレッチ方法はこちら